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知らぬ間に通り過ぎ、いつか無意識の中に埋没させる

男はまたしても独りで待っていた。
ここ数日は朝夕の冷え込みが激しくなり、数ヶ月ぶりに厚手の上着を取り出して羽織る。こんな夜は奴らも簡単に動くまい。しかし、油断は出来なかった。しかも現に、M.O.EのK隊員が遅れているという異常事態に直面していたところだった。どうか、無事でいてくれ・・!思わず震える手でSiriを呼び出し、Kに電話をかける。
俺「もすもす」
友「ごめん寝てた」
俺「チクショオオオオオオ!!!」


今から6年も前のことだろうか、東亜の混沌の地で熾烈なる戰が行なわれたことはあまり知られていない。お暇なる厨房たちの夢のあとは、現在どのようなことになっているのだろうか。
車中で友人と語る。
俺「吾らM.O.EはLL教室を拠点に日々闘いに明け暮れていた・・あの教室での出来事も、あの"聖杯"を巡る戦争も、つい昨日のことのように思い出されるな・・実際はぺんぺん草が生い茂り、ちん毛も生えるほどの年月だったというのか・・・」
K「フッ・・ずいぶんと弱腰じゃないか?よもや命惜しさに身中の牙だけを捨て去り飼いならされたように生きているわけではあるまいな?」
俺「相変わらず知ったような口を聞くじゃないか、二丁拳銃。俺がただ無為にABNの地でトーチカ暮らしをしていたわけではないことを、よもや知らぬ筈はあるまい」
これくらいクサかったのかは今となっては知る由もない。

聖杯戦争!そう、誰もがそれを求め、死んでいった。そして吾らM.O.Eもその魔力に引き寄せられ、熾烈なる戦争が繰り広げられた。あの日々、誰しもがトチ狂っていた。部室では盾を作り体育倉庫の裏では竹槍を生産していた。倉庫裏で誓った最後の約束は、未だに覚えている・・

俺「当基地は・・放棄することが決定した」
M「なんだと・・!」
K「もう、避けられないんだな・・」
俺「だが・・まだ終わらんよ・・クク」
M「!!」
K「ククク・・なるほど、そいういうことなのだな!」
俺・K「「 次 の 土 曜 日 の 午 後 遊 ぼ う ぜ ! ! 」」

このように決して安息に甘んじることなく、あえて渦中に身を投じることで「現実」というものを噛み締めていた・・そんな吾々ですら、翻弄された聖杯!


知らぬ間に通り過ぎ、いつか無意識の中に埋没させる_a0255911_14461699.jpg


其のえも言われる味は口にした者は煩悩が吹き飛ばされ、涅槃へと至るという。
戦争とは、そんな聖杯の3個パックを購入し勝者に与えるという内容だった。
ルールを当時のブログから転載する。
一、マスター1人、サーヴァント1人で1組とし、人数の関係で3組(2人×3)できる。フィールドは事前に定められた範囲内とし、出たら失格。
二、使用武器はエアガン(法に合っているもの)
三、被弾した場合、一定時間内であり、マスターを失ったサーヴァント(もしくはその逆)があれば再契約できる。
四、くたばったら監督の元へ行く事。誤射を避けるためくたばっていると明らかに分かる格好で退出する事。退出したら監督の保護下におかれる。

・・・と、前置きが非常に長くなってしまったがプリンをめぐって厨房6人ほどが激突したという話しだった。そして昨夜、6年ぶりにその古戦場を訪れたのだ。
知らぬ間に通り過ぎ、いつか無意識の中に埋没させる_a0255911_15254255.jpg

さすがに6年も経っていればという予測に反して俺と友人Yが最期を迎えた草むら、火力最高を誇った友人H・Mコンビが立てこもった防塁などはそのまま遺されていた。

ここで当時の貴重な写真と照らし合わせていこう。
知らぬ間に通り過ぎ、いつか無意識の中に埋没させる_a0255911_15284433.jpg

前進する俺ら。厨房ってほんとアーバンな場所でサバゲしたがるよな・・ちなみに撮影時周囲にほとんど人がいない状況を選んでいたことは付け加えておく

知らぬ間に通り過ぎ、いつか無意識の中に埋没させる_a0255911_15301427.jpg

Kに捕虜に取られた俺・・

知らぬ間に通り過ぎ、いつか無意識の中に埋没させる_a0255911_15304330.jpg

暗くて分からないが同じ場所はあった。

知らぬ間に通り過ぎ、いつか無意識の中に埋没させる_a0255911_15312988.jpg

ぶち込んだあとドヤ顔のK。この後ろに工場かなにかの煙が上がっていたので「やってやったぜ感」ある写真を撮ろうとしたのだが、まあ厨房のケータイカメラには限界があったんだな・・!(

知らぬ間に通り過ぎ、いつか無意識の中に埋没させる_a0255911_15323246.jpg

そして脱走する俺。この夜、友人Nから写真のワルサーMPLが家に俺が置いていった状態で遺されていると言う衝撃の真実を知らされたので後日取りに行こうと思う。

そしてショッキング()な写真
知らぬ間に通り過ぎ、いつか無意識の中に埋没させる_a0255911_15334384.jpg

文字入りとか厨房すぎて・・ww
そしてこの夜、同じコンクリ壁を発見した。
俺「ここだな」
K「さすがにきれいになっちゃってるな・・」
俺「いや、待て」
さすがに修学旅行のスキー場で雪の下から100円見つけた俺の目はごまかせなかった。
俺「うっすらとだが・・残ってるぞ・・!」
K、N「・・!!!」

おわかりいただけただろうか。
知らぬ間に通り過ぎ、いつか無意識の中に埋没させる_a0255911_15382244.jpg

いやマジで痕があったんすよ
俺「おっさん・・6年も、待っていたのか・・!!」
目の前に蘇ったあの戦争の痕跡に吾々は感涙をこらえることは出来なかった!!

やり遂げた表情で古戦場を後にした。帰りに再び口にした聖杯は吾々と同じく、少し大きくなっているように感じた。
知らぬ間に通り過ぎ、いつか無意識の中に埋没させる_a0255911_15385571.jpg


聖杯戦争黙示録 完

と言う感じで深夜テンションで脈絡のない文を書き付けていたのだけども今ようやくうp。
by borzaja | 2012-10-13 15:55 | 日常